インターカレッジ・ネゴシエーション・コンペティション後援

住友グループ広報委員会は、インターカレッジ・ネゴシエーション・コンペティションを通じて、大学生の交渉教育を応援し、真の国際的な人材育成に寄与したいと考えています。

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第22回(2023年)インターカレッジ・ネゴシエーション・コンペティション

2023年12月9日(土)・10日(日)の両日、第22回インターカレッジ・ネゴシエーション・コンペティションが開催されました。本コンペティションは、4年ぶりに上智大学会場にて全面的な対面形式(一部、審査員はオンライン形式で参加)で開催されました。

今回は、国内の18大学(東北大学、東京大学、早稲田大学、明治大学、上智大学、中央大学、学習院大学、日本大学、立教大学、筑波大学、慶應義塾大学、一橋大学、名古屋大学、京都大学、同志社大学、大阪大学、九州大学、西南学院大学)と、海外の4チーム(チーム・オーストラリア、シンガポール国立大学、モンゴル国立大学、ソルブリッジ ・インターナショナル・スクール・オブ・ビジネス)から参加した243名(日本語の部32チーム、英語の部20チーム)が熱戦を繰り広げました。

対戦表

日本語(Japanese)

ラウンドA 仲裁 ラウンドB 交渉
レッド ブルー レッド ブルー
1 モンゴル国立大学 京都大学 明治大学1 シンガポール国立大学1
2 東京大学1 早稲田大学1 東京大学2 東北大学2
3 大阪大学1 上智大学1 東京大学1 中央大学1
4 九州大学1 日本大学1 大阪大学1 同志社大学1
5 立教大学1 中央大学1 一橋大学2 早稲田大学2
6 東京大学2 上智大学2 立教大学1 東北大学1
7 大阪大学2 シンガポール国立大学2 九州大学1 上智大学1
8 一橋大学1 同志社大学1 明治大学2 中央大学2
9 学習院大学 中央大学 大阪大学2 早稲田大学2
10 明治大学1 西南学院大学1 九州大学2 同志社大学2
11 筑波大学 東北大学 学習院大学 京都大学
12 九州大学2 京都大学2 筑波大学 上智大学
13 明治大学2 東北大学2 明治大学3 日本大学3
14 一橋大学2 上智大学2 一橋大学1 京都大学1
15 立教大学2 早稲田大学2 モンゴル国立大学 西南学院大学
16 明治大学3 同志社大学3 立教大学2 上智大学2

英語(English)

ラウンドA 仲裁 ラウンドB 交渉
レッド ブルー レッド ブルー
1 チーム・オーストラリア1 シンガポール国立大学1 東京大学 慶應義塾大学
2 ソルブリッジ ・インターナショナル・スクール・オブ・ビジネス 東北大学 ソルブリッジ ・インターナショナル・スクール・オブ・ビジネス 同志社大学
3 明治大学 早稲田大学 九州大学 シンガポール国立大学
4 東京大学 シンガポール国立大学 チーム・オーストラリア1 中央大学1
5 モンゴル国立大学 中央大学 立教大学1 名古屋大学1
6 立教大学1 同志社大学1 一橋大学 東北大学
7 チーム・オーストラリア2 上智大学2 モンゴル国立大学 シンガポール国立大学
8 一橋大学 中央大学 明治大学 上智大学
9 九州大学 名古屋大学 立教大学2 中央大学2
10 立教大学2 慶應義塾大学2 チーム・オーストラリア2 早稲田大学2

問題と競技概要

本コンペティションは「仲裁」(ラウンドA)と「交渉」(ラウンドB)の2部構成となっており、それぞれ日本語と英語の部に分かれています。ラウンドA、ラウンドBともに、電子機器(半導体・センサー・太陽光電池等)、通信、データ事業のレッド社と、航空機、自動車、モバイル通信事業のブルー社との間の宇宙開発ビジネスを題材とし、各チームはレッド社またはブルー社のいずれかを担当しました。

ラウンドAの仲裁の問題は、①月事件:レッド社とブルー社が共同で行った月探査事業の結果、月から持ち帰った岩石等およびそこで得られたデータについて、現時点でそれらを占有しているブルー社は、レッド社に対してこれらの岩石等やデータを引き渡す義務を負うか?②衛星事件:レッド社の衛星をブルー社が打ち上げる契約を締結したものの、打ち上げ後に発生した地磁気嵐のために打ち上げが失敗して衛星が消失した事件に関するものでした。各チームは、レッド社あるいはブルー社のいずれかの代理人弁護士となって、仲裁人役の審査員を前に主張を戦わせました。

ラウンドBでは、①第二次月探査プロジェクトの内容(どの地点を探査するか、探査に用いるローバーはどうするか等)、②ブルー社が提供する衛星通信サービスをレッド社が利用する際の契約内容について交渉が行われました。

審査員・オフィシャル

両日合計で113名の弁護士、裁判官、研究者、企業実務家等に審査員としてご協力を頂きました。さらに、26の対戦室で対戦。一部の対戦室はハイブリッド形式(審査員の一部がオンライン参加)で実施され、本大会OB、OGの方に受付、運営、対戦のサポート等を担当する本部スタッフとして大会をサポートしていただきました。

結果発表

表彰式では、毎年ドラマが生まれます。優勝チームの歓喜、残念ながら目標を達成できなかったチームの落胆。参加者の皆さんがいかに真剣に取り組んできたか、その熱意が伝わってきます。今回優勝を飾った大学は東京大学、ベスト・チームワーク賞にはチーム・オーストラリアが輝きました。また日本語での対戦による最高得点は、仲裁が東京大学、交渉が京都大学、英語での対戦による最高得点は、仲裁・交渉ともに東京大学でした。

住友グループ広報委員会
事務局長 長澤 修一
東京大学に住友杯を授与
優勝した東京大学
優勝 東京大学 224.83点
準優勝 チーム・オーストラリア 218点
3位 京都大学 215点
4位 上智大学 211.125点
5位 大阪大学 207.75点
6位 シンガポール国立大学 202.67点
7位 明治大学 199.5点

ベスト・チームワーク賞

チーム・オーストラリア

日本語の部・仲裁 最高得点

東京大学

日本語の部・交渉 最高得点

京都大学

英語の部・仲裁 最高得点

東京大学

英語の部・交渉 最高得点

東京大学

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