全国盲学校弁論大会特別協賛

住友グループ広報委員会は「全国盲学校弁論大会」を応援しています。この大会は、昭和3年(1928年)に毎日新聞社点字毎日の主催で開催されて以来、歴史を刻み続けた伝統ある大会です。「自分の心を自分の言葉で伝えていく」本大会の主旨は私たちのグループ・メッセージである「大切なこと 人から人へ」の精神にまさに重なるものであることから、平成15年(2003年)から特別協賛しています。

第89回(2021年) 全国盲学校弁論大会

住友グループ広報委員会が2003年より特別協賛しております「全国盲学校弁論大会 全国大会」は、10月1日(金)、「大阪府立大阪北視覚支援学校」にて初のオンライン方式で開催され、弁士の皆さんは地元の学校より参加されました。

この弁論大会は昭和3年(1928年)に創設以来、伝統を守り続け、今回で89回目を迎えました。大会には、7つの地区から選ばれた14歳から61歳まで9人の弁士の方々が、自らの障害と向きあう様子や、将来の夢、生きがいなどを自らの言葉で熱く語りました。

今年の大会で優勝の栄冠に輝いたのは、「一歩ずつ前へ」と題した弁論を行った岐阜県立岐阜盲学校 中学部3年の古田桃香さんでした。古田さんは小学6年生の時、地元の合唱団へ入団しました。しかし視覚障害のため、みんなと同じようにできないことがたくさんあり、自信を失っていました。このままではいけないと思い、勇気を持って、分からないことや困っていることを素直に周りに伝えると、自分のことを理解してもらえたうえ、何事にも前向きに取り組むことができたそうです。弁論では、「小さな一歩を積み重ねれば大きな進歩になる。」と訴えかけました。

住友グループ広報委員会では、「大切なこと 人から人へ」というグループメッセージを掲げて活動しています。私たちは、言葉を通して「生きる力」を社会に発信しているこの大会を支援できることは、大変意義深いことであると考え、今後も本大会の発展に少しでも貢献できればと思います。

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