横浜国立大学 大学院工学研究院
北村 圭一 准教授による
『COVID-19飛沫感染予測に向けた空気中を漂う固定粒子の混相流シミュレーション』
北海道大学 大学院理学研究院
篠崎 彩子 助教による
『堆積物有機物による地球表層から地球深部への炭素循環メカニズム』
など97件の研究に対し、総額1億5千万円の助成を行うこととしました。
住友財団(会長 野依 良治、理事長 住友吉左衞門)は、この度2020度(本年4月~6月に公募)の「基礎科学研究助成」として総額1億5千万円(前年並)、同「環境研究助成」として総額1億円(前年並)の助成を決定いたしました。
これによって、財団創設(1991年)以来の累計助成金額(件数)は、「基礎科学研究助成」で約40億9千万円(2,503件)、「環境研究助成」で約29億9千万円(1,520件)に達しました。
若手研究者による基礎科学(数学、物理学、化学、生物学、工学の基礎)研究に対する助成で、森 重文 京都大学高等研究院院長・特別教授を委員長とする選考委員会(委員13名)で「独創性がありチャレンジ精神にあふれる研究を支援し、特に若手育成のお手伝いをしたい」という本プログラムの趣旨を踏まえて選考がなされました。選考の結果、693件の応募の中から、
横浜国立大学 大学院工学研究院
北村 圭一 准教授による
『COVID-19飛沫感染予測に向けた空気中を漂う固定粒子の混相流シミュレーション』
北海道大学 大学院理学研究院
篠崎 彩子 助教による
『堆積物有機物による地球表層から地球深部への炭素循環メカニズム』
など97件の研究に対し、総額1億5千万円の助成を行うこととしました。
環境問題の解決・改善に資する様々な研究に対し助成を行うもので、土肥 義治 東京工業大学名誉教授を委員長とする選考委員会(委員7名)で選考の結果、
「課題研究(募集課題『深刻化する環境問題の理解および解決のための学際研究または国際共同研究』)」については、26件の応募の中から、
長崎大学 総合生産科学域 中山 智喜 准教授らによる
『西アフリカでの多地点観測によるPM2.5の健康・社会経済影響に関する学際研究』
など4件に対し、総額3千万円の助成を行うこととしました。
「一般研究」は、229件の応募の中から、
京都府立大学 大学院 生命環境科学研究科 細矢 憲 教授による
『ウイルスを減じる機能を組み込んだポリマープラットフォームの開発とマルチ利用』
など37件の研究に対し、総額7千万円の助成を行うこととしました。