住友商事すみともしょうじ

商社はどんな仕事を
しているんだろう?

総合商社(そうごうしょうしゃ)ってどんな会社?

「○○商事」とか、「○○物産」という会社名を見たことがあるかい? 一般(いっぱん)に商社といわれる会社だ。この商社って、どんな仕事をしているんだろうね。総合商社というのは、海外にはない日本だけのめずらしい形なんだそうだよ。あつかう商品は、ラーメンから飛行機(ひこうき)まで、いろいろな商品を取り引きするし、貿易(ぼうえき)に深く関わっているのが総合商社だよ。機械やエレクトロニクス、鉄鋼(てっこう)などの金属(きんぞく)、発電所や上下水道といった社会設備(しゃかいせつび)、エネルギーなどのあらゆるものをあつかっているんだよ。また、世界中の取り引き先やパートナーと一緒(いっしょ)にいろいろな事業を行っているのが総合商社なんだ。

とりまとめる仕事をする総合商社(そうごうしょうしゃ)

CIS、東アジア、東南アジア、南西アジア、北米、中南米、大洋州、中東、欧州(おうしゅう)、アフリカ

貿易(ぼうえき)になると、いくつかの国をこえて仕事をすることになるよね。その国ごとに法律(ほうりつ)もちがうし、税金(ぜいきん)の制度(せいど)もちがってるね。商品を保管(ほかん)する場所を見つけなければいけないし、必要な商品がどこにあるのかといった情報(じょうほう)を集める必要もある。貿易をスムーズに行うためには本当にたくさんの情報(じょうほう)が必要なんだ。だから世界のすみずみに拠点(きょてん)があって、世界を相手に仕事をしているんだよ。アメリカやヨーロッパ、アジア、アフリカ、いたるところに拠点があるんだ。

フィリピンから日本にやってくるおいしいバナナ

われわれが日ごろ口にしているバナナに目を向けてみよう。住友商事という総合商社(そうごうしょうしゃ)があるけど、このグループ会社にスミフルという会社があるんだ。この会社はフルーツに特化しているよね。とくにバナナが有名で、フィリピンにバナナ農園を持ち、バナナの栽培(さいばい)から運搬(うんぱん)、販売(はんばい)まですべてを行っているんだ。
「甘熟王(かんじゅくおう)」というバナナがあるんだけど、これはフィリピン・ミンダナオ島のアポ山系(さんけい)、標高700メートルのところで作っているバナナなんだよ。高地で作ったバナナはあまくておいしいんだ。バナナをおいしく保存(ほぞん)するには13.5度に保(たも)つといいんだよ。フィリピンで収穫(しゅうかく)したバナナを水洗(みずあら)いして袋(ふくろ)につめて箱詰(はこづ)めするよね。それをバナナ専用(せんよう)の船で運ぶんだ。この船の冷蔵室(れいぞうしつ)も13.5度になっているんだよ。約5日間でフィリピンから日本に到着(とうちゃく)するんだ。そのときのバナナは青色をしているんだよ。日本に着いたらバナナ専用の加工センターに運ばれ、黄色くておいしいバナナができあがるんだ。それがスーパーに運ばれ、ぼくたちの手にとどくんだよ。バナナの品質(ひんしつ)をきびしくチェックするのも商社の仕事なんだよ。

バナナの手入れ→収穫(しゅうかく)→袋詰(ふくろづ)め→専用(せんよう)船→日本の加工センター→黄色いバナナに成熟(せいじゅく)→店頭
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