日本板硝子にほんいたがらす

自動車のガラスについて
調べてきたよ

フロントガラスに使われる合わせガラス

フロントガラスに使われる合わせガラス

自動車のフロントガラスは、われても破片(はへん)が飛び散らないって知ってた? コップなどがわれるとガラスの破片がとがっているよね。それにさわると手が切れて怪我(けが)をしたりする。車のフロントガラスは破片で怪我をしにくいように作られているんだ。
これは「合わせガラス」といって、2枚のガラスを合わせて、その間に特別なフィルムがはさんであるんだ。われたガラスが飛び散らないために工夫されたものなんだよ。自動車事故が起きると運転手は前に投げ出されるよね。そのとき、フロントガラスがわれることで、人への衝撃(しょうげき)をやわらげることができるんだ。だから、ガラスがわれることも大事なんだね。
ガラスがわれても、特別なフィルムが間にはさんであるおかげで、運転手のケガが少なくてすむというわけなんだ。フロントガラスにはそんな工夫がされているんだね。

自動車ガラスにはいろんな種類のガラスがあるんだよ

自動車ガラスにはいろんな種類のガラスがあるんだよ
自動車ガラスにはいろんな種類のガラスがあるんだよ

雨の日に車に乗ると、ワイパーを動かしても前がよく見えなかったり、ドアガラスに水滴(すいてき)が付いて、ドアミラーがよく見えないことがあるんだ。歩行者や他の車が見えないと危険だよね。
そんな問題を解決してくれるガラスがあるんだ。撥水性(はっすいせい)ガラスというんだ。このガラスは、水をはじくという性質(せいしつ)をもっているんだよ。だから、雨が降ってきても水がガラスについたりしないから、目の前がクリアに見えるんだ。さらに、車にはねた泥水(どろみず)もすぐに落ちるし、よごれもつきにくいんだ。素敵(すてき)なガラスだろ。
車の中でテレビを見たり、ラジオをきいたり、リモコンでドアを開閉(かいへい)したりできるように、アンテナの機能を持ったアンテナガラスも使われているよ。
その他、くもりを防ぐガラス、氷や雪がつきにくいガラス、われるのに時間がかかる防犯(ぼうはん)ガラスなど、車にはいろんな種類のガラスが使われているんだよ。

ガラスが省エネに役立っているんだよ

サーモグラフによる温度変化

夏のドライブはエアコンを入れて走るよね。でも、エアコンを入れて走るとその負荷(ふか)の分ガソリンをよけいに使ってしまうんだ。ガソリンがたくさん使われるから、そのぶん排気(はいき)ガスも多く出る。地球環境にはよくないよね。
日本板硝子(株)は、太陽の熱をさえぎってくれる特殊(とくしゅ)なガラスを開発して、車内の温度が暑くなりにくいようにしたんだ。そのガラスのおかげで、エアコンの負荷(ふか)を減らすことができるんだ。ガラスが省エネ(しょうえね)に役立っているんだよね。

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