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人は今を生きる。だが、未来を知りたいと願う。そのために過去をふり返る。
住友の商標
住友の商標である「菱井桁」は、住友の屋号「泉屋」に由来する。泉という字は、『孟子』によると、「原泉混混として昼夜を舎めず。科に盈ちて而る後に進み、四海に放る。本有る者は是の如し」とあるように、清冽な水が昼夜をわかたず滾々と湧き出てつきない意味があった。また、お金のことを「貨泉」あるいは「泉貨」と称したので、商人にとって泉の象徴でもある「井桁」は、非常に縁起のよい商標として一般的に用いられてきた。そのため、江戸時代の風俗屏風や絵画を見ると、暖簾のマークに「井桁」はたくさん見うけられるのである。
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