住友建機すみともけんき

道路はどうやって
つくるのか調べてきたよ

車が快適(かいてき)に走れるように道を舗装(ほそう)するんだ

いまでは土がむき出しになった道はほとんどなくなったけど、もしあったらどんなふうになると思う?
土の道は、雨が降ると水たまりができるんだ。その上を車が走るとその泥水(どろみず)をはねあげて歩行者に飛び散って服をよごすかもしれないよね。雨があがったら、その道はでこぼこになるし、乾燥(かんそう)するとほこりを舞い上げるだろ。大変だよね。
雨の日のぬかるみや、晴れた日のほこりがたつのを防ぐために、道を平らにして、舗装(ほそう)をするんだ。舗装というのは、道の表面をコンクリートやアスファルトで固めることを言うんだよ。舗装をすることで、車は快適(かいてき)に走ることができるんだ。

車が快適(かいてき)に走れるように道を舗装(ほそう)するんだ

道路の表面はアスファルトと石なんだよ

アスファルトは原油(げんゆ)のなかに含まれている粘土質(ねんどしつ)の液体で、縄文時代(じょうもんじだい)のころから土器の補修(ほしゅう)などの接着剤(せっちゃくざい)として使われていたそうだよ。アスファルトは常温(じょうおん)だと固体だけど、温度をあげていくと液体になるんだ。道路の表面は、このアスファルトで石や砂を固めたものがおおっているんだよ。
道路をつくる現場を見たことがあるかい?
ダンプトラックで黒いアスファルトを運んでくるだろ。ホカホカに熱したアスファルトに石や砂を混ぜたものだよ。

道路の表面はアスファルトと石なんだよ

道路現場で活躍(かつやく)する車をアスファルトフィニッシャというんだよ

道路を舗装するときには、まず表面にディストリビュータという車が乳剤(にゅうざい)をまくんだ。この乳剤をまくことでアスファルトをまんべんなくのばすことができるんだ。そのあとに、アスファルトフィニッシャという車が登場するんだよ。
ダンプトラックで運んできたアスファルト(アスファルトに石と砂を混ぜたもの)をアスファルトフィニッシャの前のほうに入れ、それをベルトコンベアで後ろのほうに送り出すんだ。後ろには左右に伸びた腕(うで)があり、そこからこのアスファルトをまんべんなく敷(し)きつめていくんだよ。そのときガスバーナーで一定以上の温度に熱しておくんだ。
この車のあとをローラーがふみならして、舗装道路ができあがるんだよ。
住友建機(株)さんでは、乳剤をまくことのできるアスファルトフィニッシャを開発したんだって。これさえあれば、ディストリビュータという車はいらなくなるんだよね。

道路現場で活躍(かつやく)する車をアスファルトフィニッシャというんだよ
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