住友不動産すみともふどうさん

高性能こうせいのうなオフィスビルは
ホテルのようだよ

高性能(こうせいのう)なオフィスビルには最新技術(ぎじゅつ)がいっぱいだよ

新しく建設(けんせつ)された高層(こうそう)ビルに入ったことがあるかい? 太陽の光がいっぱい降(ふ)りそそぐガラスの壁(かべ)に解放(かいほう)感のある高い天井(てんじょう)、エレベーターだって何基(き)もあるんだ。すごいのはそれだけじゃない。部外者が入られないように入り口にはセキュリティシステムがある。IDカードをかざすとピッと音がして、ゲートが開くんだ。 冷暖房(れいだんぼう)は電気を節約するためにスポットごとに調整できるようになってるし、停電しないような設備(せつび)もあるんだよ。トイレに入るとウォシュレットだし、リラックスルームなどもある。レストランやカフェの入ったビルもあるし、なかにはアロマの香(かお)りが自動的に流れてくるビルだってあるんだよ。もちろん光ファバーなどのIT対応(たいおう)は万全にととのっているのさ。そういうオフィスビルのことをIT対応型ハイスペック・ビルというんだよ。

左:泉(いずみ)ガーデンタワー 中央:新宿住友ビル 右:汐留(しおどめ)住友ビル

超高層(ちょうこうそう)ビルは地震(じしん)にも大丈夫(だいじょうぶ)なんだ

汐留(しおどめ)住友ビルの免震装置(めんしんそうち)

地上30階もある超高層(ちょうこうそう)ビルを見ていると、地震(じしん)がきたときに大丈夫(だいじょうぶ)かなと心配になるよね。もしかしたらポキンと折れてしまうんじゃないかって思うだろ。でも、心配はいらないよ。ビルが折れるなんてありえないんだそうだ。昔の高層ビルは竹のようにしなるように設計(せっけい)されていて、揺(ゆ)れることで地震に耐(た)えるようにできていたんだ。だから、上の階にいくとすごく揺れたんだ。しかし、最近の高性能(こうせいのう)なオフィスビルは、まったく揺れないようにできているんだよ。
日本は地震の多い国だから、地震対策(たいさく)の技術(ぎじゅつ)は世界トップレベルなんだよね。地震によってビルがどのように揺れるのかというデータをとって実験もしているんだ。

高層(こうそう)ビルは、どうやって建てるのかな?

高層(こうそう)ビルを建設(けんせつ)するときには、まず全体の計画を立てるんだよ。その場所はオフィスビルに適(てき)しているのか、マンションに適しているのか調査(ちょうさ)しなければいけないよね。この場所には高いビルを建ててはいけませんよという国の法律(ほうりつ)もあるからね。
ビルだけでなく周囲に緑や公園をつくる計画も立てるんだ。ビルを建てることで、風の通り道が変わることや周囲が暑くなる恐(おそ)れもあるので、そうしたことも考えなきゃいけないんだよね。計画段階(だんかい)でそうしたことを考えておくんだ。
そして、工事がはじまり、完成したら、いろいろな会社がそのビルに入るよね。完成したあとも、ビルの設備(せつび)が思い通りに動いているかどうかチェックしたり、ビル周辺の公園を掃除(そうじ)したりする。それをメンテナンスというんだ。ビル建設の計画からメンテナンスまですべての窓口(まどぐち)になる会社が総合(そうごう)不動産会社だよ。住友不動産(株)は、都内に約200棟(とう)もの高性能(こうせいのう)なオフィスビルを提供(ていきょう)しているんだ。

「住友不動産」の他の記事をみる