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かぶって何?

株(かぶ)のしくみ

株(かぶ)という言葉をニュースなどで聞いたことがあると思うんだ。あの株(かぶ)っていったい何だろう。証券(しょうけん)会社の人に聞いてきたんだ。
会社を作るときや、会社を大きくするときにはお金がたくさん必要になるよね。オフィスビルを作ったり、工場を建設(けんせつ)したりするには、個人(こじん)のお金だけでは無理があるからね。そこで会社は株式(かぶしき)というものを発行して、自分の会社を応援(おうえん)してくれる人に株を買ってもらうんだ。応援してくれる人をたくさん探(さが)して、会社を大きくしたりするためのお金を集めるんだね。つまり株式はその会社を応援するためにお金を出した“証(あかし)”なんだよ。
株を買った人のことは株主(かぶぬし)といって、株主にはその会社の経営(けいえい)に参加する権利(けんり)があるんだ。会社が株主の人を集めてその会社の重要なことを決める株主総会(そうかい)に参加できるし、会社の成績(せいせき)が良かったときにはお金(配当金)をもらえたりする。ほかにも株主優待(ゆうたい)という制度(せいど)でその会社が作っている商品なんかが送られて来たりもするんだ。

株のしくみ

株価(かぶか)はどうして動くのか?

株価(かぶか)はどうして動くのか?

株(かぶ)の値段(ねだん)のことを株価(かぶか)というんだけど、会社ごとに株の値段って違(ちが)うし、毎日、変わっていくんだ。株価は上がったりもするし下がったりもするよ。新聞やテレビやパソコンで、だれでも見ることができるから、好きな会社の株価がどんなふうに変わるか見てごらん、おもしろいよ。でも、どうして株価は変化するんだろうね。
仕組みは簡単(かんたん)で、その会社を応援(おうえん)したい(買いたい)人がたくさんいると株価はあがって、あまりその会社を応援したくない(売りたい)と思う人がたくさんいれば、株価は下がるんだ。
例えれば、魚市場の競(せ)り市のようなものだね。テレビで見たことがあると思うけど、新鮮(しんせん)なマグロが競りに並(なら)ぶと、買いたいという人が手をあげるよね。そのうち、もっと高い値段でも買いたいという人があらわれたら、そのマグロの値段はもっとあがっていくよね。あれと同じ仕組みで、株だって、もっと高い値段でも買いたいという人がいっぱいあらわれると、どんどんあがっていくんだよ。

証券(しょうけん)会社で株(かぶ)を買う

もし君が応援(おうえん)したい会社の株(かぶ)を買いたいと思ったらどうする?実はその会社に行っても株は買えないんだ。株を買うためには、その株を持っている人を探(さが)さないといけないけど、誰(だれ)が持っているかってわからないし、探すのも大変だよね。そこで、そのお手伝いをしてくれるのが証券(しょうけん)会社なんだ。証券会社は、株を買いたい人と売りたい人とを証券取引所というところを介(かい)してつなぐ役割(やくわり)を担(にな)っているんだ。だから、日本のどこに住んでいても、証券会社に注文を出せば、株を買うことも売ることもできるんだよ。
株を買いたいと思ったら、証券会社に口座(こうざ)をつくって、それからはじめるんだ。昔は、株を買うときや売るときは、証券会社に直接(ちょくせつ)行ったり電話をかけたりしないと注文できなかったけど、今は家のパソコンなどからも注文できるようになっているよ。
SMBC日興証券は、パソコンでの取引はもちろんできるけど、窓口(まどぐち)でいろんな株のことを親身になって相談にのってくれる証券会社なんだよ。もし株を買いたいと思ったら相談に行ってみるといいよ。

証券(しょうけん)会社で株(かぶ)を買う
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