作家紹介

作家インタビュー

作家 西ゆうじ氏
作家 西ゆうじ氏

住友グループとは前々からお付き合いをさせて頂いていますが、いつも思うことは、皆が関係していて自然に「いいなあ」と思ってしまう良さがあります。そこには住友としての理論、企業としての育ち方、生き方など、そして、人と、いろいろな感情が入り込むグループだと思います。そのようなところを生かせるような作品にしたいと考えています。

住友という企業が、四百年余の長い歴史の中で、危機に何度も遭遇しながら、そのつど先人たちの英知と努力で乗り越えて、企業として、グループとして育ってきたということを日本人だけでなく、世界中の人たちに分かりやすく発信できる作品に仕上げたい。その位、歴史物語としての価値が高いと思います。

世界中で今、自然破壊に厳しい目が向けられていますが、住友は明治時代から、破壊から再生へと取り組み、見事にやり遂げているのに、そのことすらあまり知られていません。

これらを漫画だけでなく、本や映像でドラマ化したら面白さも加わり、世界にもっと広がるのでは、という思いに駆られました。もちろん、今回の作品をいいものに仕上げることが先決ですが、本当に熱いもの感じています。ご期待ください。

作家 西ゆうじ氏 プロフィール

福井県出身、作家、脚本家、写真家、放送作家

主な作品:
「あんどーなつ」(ビッグコミックオリジナル)
「蔵の宿」(週刊漫画TIMES)
「華中華」(ビッグコミック)
「漫画 一筆啓上 日本一短い母への手紙」(実業之日本社)
など、著書は130冊を超える。

住友家初代住友政友の出身地であるといわれている福井県坂井市丸岡町、この北陸の小さな城下町を一躍有名にした町おこし事業「一筆啓上手紙コンクール」を住友グループは後援しています。
西ゆうじ氏は、丸岡町の出身で、新一筆啓上賞の選考委員も務めていました。
(没2013年)

京都取材日記

京都取材日記

先日、住友発祥の地である京都を訪れました。
“住友の心のふるさと”ともいわれ、住友家初代・政友ら住友家歴代の祖霊が祀られている有芳園・住友史料館。そして蘇我理右衛門が精錬した銅が使われているとされる大梵鐘のある、京都東山の方広寺などを訪れました。その先々で史料館の末岡照啓副館長らのお話を聞きながら、文字に残らない歴史も知ることができ、偉大な先人たちの遺風に触れることができました。
住友四百年「源泉」が、この京都訪問によって、さらに魅力的なものになることを確信しています。

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