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「総理」が生まれたとき
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広瀬宰平 その一
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その二
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その三
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伊庭貞剛 その一
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その二
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鈴木馬左也 その一
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その二
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中田錦吉
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湯川寛吉
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小倉正恆
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古田俊之助
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文・末岡照啓
新居浜広瀬邸の望煙楼
現在、愛媛県新居浜市の高台に広瀬邸が市立公園として残っている。その母屋二階を宰平は望煙楼(ぼうえんろう)と名づけたが、そこからは新居浜市街と瀬戸内海を一望することができる。眼下の惣開には、宰平が別子開坑200年を記念して建立した石碑が残っており、工場群誕生の由来を刻んでいる。いわば近代住友グループ発祥の記念碑なのである。
今からおよそ100年前、宰平は発展する町を眺めながら「望煙楼」と題する漢詩を詠んだ。高く一楼を築きて子孫に遺す、鉱山とともに末永く存続してほしい、この楼閣から煙たなびく景色を見て、ただ愛でるだけではいけない、その発展を長年支え続けた別子の恩にどうか報いてほしい・・・。今日的意味で解釈すると、冒頭の「子孫に遺す」の子孫とは、この町の人々であり、ここから世界に羽ばたいた住友グループの社員ということになろう。
昭和48(1973)年、別子の山は永遠の眠りについたが、近代化の苦闘を物語る遺跡は、現在もここかしこに残っている。宰平は、この望煙楼を通じて、発展と繁栄のルーツが別子の山にあることを忘れないでほしいと、私たちに語りかけているのである。
宰平が眺望を楽しんでいた 旧広瀬邸2階の望煙楼。
漢詩「望煙楼」が床の間に見える。
撮影 普後 均
新居浜市広瀬歴史記念館。
旧広瀬邸もこのなかにある。
写真提供 新居浜市 広瀬歴史記念館
新居浜市 広瀬歴史記念館
広瀬宰平についてさらにくわしくお知りになりたい方は、新居浜市広瀬歴史記念館へどうぞ。
所在地
〒792-0046
愛媛県 新居浜市上原2-10-42
電 話
0897-40-6333
開館時間
9時30分〜17時30分
休館日
月曜日
祝日の翌日(日曜日を除く)
年末年始
観覧料
一般520円
小中学生260円
(団体割引あり)
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