一筆啓上賞手紙コンクール後援

第2回新一筆啓上賞顕賞式

入賞作品
秀作
  • 〔息子からお母さんへ〕
    お母さん、このきれいになったガスコンロと結婚することをちかいますか。
    〔お母さんから息子へ〕
    はい、よっちゃんがみがいてくれたんだもの、大切にする事をちかいます。

    宿澤 嘉鷹(福井)

  • 〔妹から兄へ〕
    いすに座る時、いつも足を持ってくれてありがとう。これからもよろしくね。
    〔兄から妹へ〕
    いい筋トレになってるよ。もう少し太ってくれた方が、持ちごたえあるなあ。

    金子 真紀子(東京)

  • 〔娘から両親へ〕
    京都では長靴を置いてない店がいっぱいやで!
    〔両親から娘へ〕
    雪かきせんでいいから楽やろ。長靴買ってやるでいつでも手伝いに来い

    眞保 ふみ代(京都)

  • 〔母から子へ〕
    約束を守らない子はきらいです。そんな子はもう帰ってこなくていいです。
    〔子から母へ〕
    ただいま。お母さんのきらいな悪い子の翼がいい子に変身して帰ってきました。

    田上 幸子(北海道)

  • 〔母から子供たちへ〕
    眉間のたてじわがとれなくなるから、お母さんを怒らせないように。
    〔子供たち代表・
    長男から母へ〕
    お婆ちゃんの宝物って、もしかしたらガラクタってこと?いやだようー。

    中川 曙美(新潟)

  • 〔妻から夫へ〕
    手術室へと見送るあなたが、一番辛かったのを私は知っていました。
    〔夫から妻へ〕
    あの時、何故か〔健やかなる時も、病める時も〕のフレーズを呟いていたよ。

    中川 さゆり(埼玉)

  • 〔息子から母へ〕
    お母さん早く帰って来てください。犬と猫と猫と猫が大変です。
    〔母から息子へ〕
    犬と猫には、退院するまで息子のことを頼んでおきました。安心して下さい。

    丸山 拓美(大阪)

  • 〔母から家族へ〕
    「夕ごはん何が食べたい?」って聞いた時、「何でもいい」って答えないで。
    〔家族から母へ〕
    「何でもいい」って答えるってわかっていて聞かないで。

    石尾 愛子(神奈川)

  • 〔姉から妹へ〕
    妹よ、いつのまにか身長体重、体のサイズ全てぬかされ私がお下りを着てるの知ってる?
    〔妹から姉へ〕
    姉よ、それよりたんすにあったかわいい靴下を母がはいているのを知っているか?

    新谷 夏未(北海道)

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